DHA・EPA「飲んでも無意味」?!DHA・EPAの吸収率を追求する50代の選び方

多忙を極める日々の中で、自分の健康がおろそかになりがち。これは多くの男性が経験するのではないでしょうか。

私自身も50代を迎え、仕事や家族のサポートに追われる中で、「自分の健康管理」を後回しにしてきました。

しかし、健康情報研究者としての経験から、このままではいけないと強く感じるようになったのです。

最近特に注力しているのが、DHA・EPAといったオメガ3脂肪酸の摂取です。しかし、巷では「サプリメントを飲んでいるのに、なぜか効果を実感できない」という声もよく耳にします。一体なぜ、このような状況が生まれるのでしょうか?その答えの一つが、実はDHA・EPA吸収率にあると私は考えています。

なぜ「飲んでも効かない」と感じるのか?DHA・EPA効果実感の壁

DHA・EPAは、私たちの健康維持にとって非常に重要な栄養素です。特に、中高年男性にとっては生活習慣の改善や、思考力の維持など、多岐にわたる恩恵が期待できます。

それにも関わらず、期待した効果を感じられない原因は、大きく分けて二つあると私は見ています。

一つは、「サプリメント選びの基準が曖昧」であること。

そしてもう一つは、「せっかく摂っても体内でしっかり利用されていない」、つまりDHA・EPA吸収率が低い、ということです。

いくら高価なサプリメントを飲んだとしても、その成分が体内で吸収され、利用されなければ意味がありません。

まさに「豚に真珠」ならぬ「体に無駄玉」になってしまいかねないのです。

 

 

効率重視!50代男性に響くDHA・EPAサプリ選びの「黄金律」

私がDHA・EPAサプリメントを選ぶ際に最も重視しているのは、「いかに効率よく、そして継続しやすく摂取できるか」という点です。

50代の男性にとって、サプリメントの摂取は、毎日の生活に負担なく溶け込むべきものだと考えています。

 

 

高濃度・高含有は譲れない!実感力を高める数値の力

「なるべく少ない粒数で」という条件を満たすためには、当然ながら「高濃度・高含有」であることが必須です。一粒あたりのDHA・EPA含有量が高いほど、摂取量を抑えつつ、必要な栄養素をしっかりと補給できます。

私が様々なサプリメントを評価する際にも、この「数値」は極めて重要な判断基準となります。高い濃度であればあるほど、より確かな実感を期待できると、これまでの経験から確信しています。特に、オメガ3(DHAとEPAを含む)の濃度が90%以上のサプリのは一番いいだ。

 

 

少ない粒数、小さいカプセルが正義!続けやすさの秘密

正直な話、毎日何粒も大きなカプセルを飲むのは、億劫に感じるものです。特に飲み込みにくいと感じることも増えてきました。

だからこそ、私が選ぶのは「なるべく少ない粒数で、かつ小さいカプセル」のタイプ。これなら、忙しい朝でも、食事の後でも、ストレスなく継続できます。継続こそが、健康維持の要だと知っているからです。

 

 

DHA・EPA吸収率を左右する重要ポイント:「形態」とrTGのチカラ

高濃度であることに加え、もう一つ見落としてはならないのが「魚油の形態」、つまりDHA・EPA吸収率に直結する部分です。DHA・EPAは非常に繊細な成分で、その品質と形態が体内での利用効率を大きく左右します。

 

品質・酸化防止は基本

DHA・EPAは熱に弱く、非常に酸化しやすい性質を持っています。

酸化してしまったDHA・EPAは、その効果が期待できないどころか、体にとって好ましくない影響を与える可能性さえあります。

そのため、製造過程で低温処理が徹底され、酸化を防ぐ工夫が凝らされている製品を選ぶことは、もはやサプリメント選びの基本と言えるでしょう。

鮮度が保たれた、高品質な魚油から作られていることが大前提です。

 

驚異の吸収率!rTG形態の魚油が注目される理由

そして、私が特に注目しているのが、「形態」の中でも近年研究が進み、その優位性が明らかになっているrTG(再構成型トリグリセリド)形態の魚油です。

このrTG形態は、天然の魚油や他の形態と比較して、体への吸収率が格段に高いことが科学的に示されています。

具体的な研究結果として、以下のような報告があります。

絶食時の血清中トリグリセリド、コレステロールエステル、およびリン脂質におけるEPAおよびDHAの絶対量増加について検討した。

再エステル化トリグリセリド由来(rTG形態)のEPA+DHAの生体利用率は、天然魚油よりも優れており(124%)、一方、エチルエステル由来の生体利用率は劣っていた(73%)。

参照元:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20638827/

この「生体利用率」とは、摂取した栄養素が実際に体内で利用される割合のこと。つまり、同じ量のDHA・EPAを摂取したとしても、rTG形態であれば、より多くのDHA・EPAが体内で活用されることという意味です。これは、限られた時間の中で効率的に栄養を摂りたいと考える私たち中高年男性にとって、まさに「朗報」と言えるでしょう。

さらに、rTG形態は酸化しにくく、安定性が高いという特性も持っています。DHA・EPAを含むオメガ3脂肪酸は酸化しやすい成分であるため、製品の品質を長期間保つ上で、この「安定性」は極めて重要なポイントです。

高いDHA・EPA吸収率と安定性、この二つを兼ね備えたrTG形態こそが、私たちが求める「真に効率的なDHA・EPA」の選択肢であると断言できます。

 

rTG形態DHA・EPAサプリメント、厳選ピックアップ

最後に、実際に注目しているrTG形態のDHA・EPAサプリメントをいくつかご紹介します。市場にはまだ少数派ですが、品質と効率を追求する方にはぜひ検討していただきたい製品です。

ダイケンバイオメディカル|DHA&EPA+ビタミンD

  • 日本製
  • 4粒でオメガ3を1000mg含有(DHA380mg + EPA570mg)
  • カプセルサイズ:長径12mm、短径7mmと小さめで飲みやすい

NATURAL immix |rTG形態オメガ3

  • 韓国ブランド
  • 2粒でオメガ3を900mg含有

 

(※上記は記事執筆時点での情報に基づいています。製品情報は変更される可能性がありますので、ご購入の際はご自身で最新の情報をご確認ください。)

DHA・EPAサプリメント選びは、単に「摂る」だけでなく、「いかに効率よく、体で活かすか」が重要です。今回ご紹介したポイントが、皆さんのDHA・EPA選びの一助となれば幸いです。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です